仮面ライダー電王 第1話あらすじと感想・無料動画は?「俺、参上!」紹介

ストーリー

第1話「俺、参上!」あらすじ

空には人知れず無数の光が降り注いでいる。

その空の下、不運に見舞われた少年・野上良太郎は何故か自転車ごと木の上に引っ掛かるという有り得ない状況でいる。

助けを経て自転車で走り出すと、今度はビール瓶の破片を踏んで転んでしまう、不運の連鎖だ。

更に転んだ先には不良グループがおり、良太郎は絡まれ痛めつけられてしまう。

力無く起き上がると、傍らに見慣れないパスを見付ける。落とし物として差し出そうと目の前のビルに入ると、目の前の世界は一転異世界が広がり、そこに列車がやって来て停車する。

目前の出来事に戸惑う良太郎をよそに、列車の後方車両からは一人の少女・ハナが降りてくると、こちらの世界で慌てた様子で何かを探しているが見当たらない。

ハナは偶然キーホルダーを見付け拾うが、焦ってその場を去っていく。

ハナと入れ替わりで今度は、先程良太郎を痛めつけた不良グループの一人・テツオが慌ててキーホルダーを探しに来る。その場に居た警備員の話から、良太郎がキーホルダーを持っていると思い込んだテツオは良太郎を探そうと走り出した。

その矢先、空から一つの光=エネルギー体がテツオの身体に飛び込み、大量の砂が溢れ出て、その砂は異形の怪物の姿となりテツオにこう言い放った。

「オマエの望みを言え、どんな望みも叶えてやる」

「オマエの払う代償はたった一つ・・・」

一方、良太郎の身体にも空からのエネルギー体が飛び込むが、先を急ぐ良太郎はそれに気付かない。

姉・愛理がやっているカフェへ来た良太郎だが、さっき拾ったパスを持ってきてしまった事に気付き、早く返さねばと店を飛び出すが、なんとそこにまた列車が突如現れるのだった!

良太郎と並走する列車の中からハナが現れ、パスを返してと手を伸ばすが、この状況を理解出来ない良太郎は怯えて逃げ去ってしまう。

しかし、逃げた先で今度はまた不良グループに出くわし、テツオのキーホルダーを返せと追われる羽目に!

度重なる不運に、何かにとり憑かれているんじゃ・・・とぼやく良太郎の耳に「あぁ、ついてるぜ、この俺が」という声が響く。

「え!?」驚き転んだ良太郎に不良グループが追いつき、問答無用に痛めつけられる。

一方的にやられ、死をも覚悟し始めた良太郎が突如変貌!「俺、参上!」

それは良太郎の身体に飛び込んだ光=イマジンが良太郎に憑依した瞬間だった。

良太郎の人格や風貌は変わり、凄まじいパワーで今度は不良達を追い詰めていく。

だが、変貌した良太郎が不良に止めを刺そうとしたその時、本物の良太郎の意志がそれを食い止めた。

「嘘でしょ?抑え込んだ・・・あのこ、もしかして・・・」

その一部始終を見ていたハナが何かに気が付いた、ハナは良太郎は特別な存在「特異点」だと言うのだ。

「見付けた、君なら電王になれる!」

するとそこへテツオが現れ、テツオの中からテツオと契約したバットイマジンが出現し良太郎達に襲い掛かる!

ハナは、パスを使って変身してバットイマジンに応戦しろと指示する。良太郎は理解しきれていないが、なんとかプラットフォームへと変身を遂げる。

しかし、戦い方もままならない良太郎はバットイマジンにいいようにやられてしまう。

「俺に代われ!!」良太郎の中のイマジンが叫ぶ!

ベルトの赤いボタンを押し、ソードフォームへとチェンジ!憑依したイマジンの力を得た電王ソードフォームでバットイマジンを撃退するのであった。

変身を解除した良太郎に、「今のが電王、ずっとなれる人を探してたんだよね、一緒に戦おう」と手を差し伸べるハナ。

未来からの侵略者から時の運行を守る為、電王の、良太郎達の新たなる旅が始まった・・・。

 

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第1話 感想

 

記念すべき「仮面ライダー電王」第1話。

未来からの侵略者イマジンから、時の運行を守る為、恐ろしく運の悪い野上良太郎が偶然ライダーパスを見付けた事によって、そして特異点という素質を見出されて電王となり、仲間達と共に戦っていくことになります。

冒頭の空に広がる無数のの正体は、まだ身体を持たぬイマジン達のエネルギー体で、イマジン達の侵略を表している。

良太郎の初の変身の際、まだ訳の分からない良太郎が、腰に巻かれたベルトを見回そうとして偶然手に持っていたライダーパスをセタッチ(セット&タッチ)して変身を遂げるという演出は、なかなか自然で見事だなと思いましたが、その反面、たまたま良太郎にとり憑いたはずのイマジンがソードフォームになった途端、4つのパーツを組み合わせて使用するデンガッシャーという武器をサラっと使いこなしてるところに若干の違和感を感じなくもないですが、そこはまぁご愛嬌。

これからの活躍が楽しみになる第1話でしたね。

 

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