第36話「憑かず、離れず、電車斬り!」あらすじ
ゼロライナーの中で話す良太郎とデネブ。その話の中で良太郎は、存在が消えるかも知れない事を知りながらも桜井が過去の自分を、侑斗をゼロノスとして戦わせていたという事実を知る。桜井が以前デネブと契約しデネブが侑斗にゼロノスカードを渡したと言うのだ。
その頃デンライナーではキンタロスが良太郎と上手く繋がれなかったと話していた。
本調子ならイマジンの1体や2体倒せてたと言うキンタロスに、テメェの腕が鈍っただけだろ、言い訳すんじゃねーよとモモタロス。言い争う2人であったがそこにオーナーがやって来て、まだ変化が続いているようだと言い出す。新たな路線が出現した影響による変化が・・・。
再びゼロライナーの中。桜井が突然居なくなったのも桜井についての記憶が消えていくのも全て桜井が決めた事だと知った良太郎は驚きを隠せないでいる。
やらなきゃ未来が消えてしまうのだからしょうがないと言う侑斗の言葉に感情を露わにする良太郎。言われるままに変身して戦って本当にそれでいいのかと侑斗に言い放つ。
それに対し「言われるままじゃない、自分で決めてカードを受け取ったんだ!」と反論する侑斗。これからも戦い続けると言う侑斗に「自分を犠牲にして!?」と問う良太郎。更にそれに対し「今更だろ、もう覚えてる奴は殆ど居ないしな・・・そのうちおまえだって忘れる」と侑斗。
「使う必要ないよこんなの!」とゼロノスカードを奪い取りゼロライナーを出てゆく良太郎。慌てて追い掛けようとする侑斗だが「ここはこのまま・・・」とデネブが割って入り足止めをするが・・・。
デンライナーの中ではウラタロスとキンタロスそしてモモタロスが、良太郎に憑いた時の違和感について話していた。新しい路線とか未来が見えてきたとして、イマジンであるモモタロス達と良太郎の未来は一緒では無いのではと言うウラタロスとキンタロス。
そんなことは関係無い、俺は暴れられればいいと言うモモタロスだが「そこや問題は」とキンタロス。「良太郎が強くなりたいと言い出したのも案外いいタイミングだったかもね」とウラタロスも続けるが・・・。
ミルクディッパーに戻って来た良太郎とコハナ。愛理は良太郎に、お客さんから店のインテリアにしている望遠鏡を譲ってくれと頼まれ、大切にしてくれる人に譲った方がいいのではと言い出す。だがその望遠鏡は桜井との大事な思い出の品なのだ。
良太郎はもう一つの桜井との思い出の品でもある懐中時計も取り出し、「やっぱり思い出さなきゃ駄目だよ!望遠鏡のこと、それにこの時計のことも!忘れていいはず無いんだから!」と愛理に訴え掛ける。
思い出の品のことを忘れてしまっている愛理は、なぜ良太郎がそんなにムキになっているのか分かるはずも無く動揺するが、そんな愛理を見て良太郎も我に返るのだった。
そこへ侑斗が現れ、ばつが悪そうにミルクディッパーを出る良太郎。追い掛けてきた侑斗はカードを返せと迫るが、僕とモモタロス達で戦うから使う必要ないと良太郎。イマジン達が強くなってきてるから電王だけじゃもたないと言う侑斗に良太郎は僕がもっと強くなると言うが「待ってられるかそんなの!」と侑斗は言い放つ。
「未来を消していいのか」と侑斗。「なにかを犠牲にするのが正しい方法だとは思えない」と良太郎。思いをぶつけ合う2人だが・・・。
そんな中、電王を誘き出すため過去の世界でモールイマジンが暴れ出す。モールイマジンはまだ2体生き残っていたのだ!
過去の世界で破壊された建物がその影響で現代で消え始める。それを見て過去でイマジンが暴れていることを察し過去へ向かおうとする良太郎に侑斗が言う。
「おまえ前に言ったよな?弱かったり運が悪かったり何も知らなかったとしてもそれは何もやらない事の言い訳にはならない・・・未来の俺が言ってたって」
「知らなくてもやれって言うような奴が知ってるのに黙って見てられると思うか?」
「犠牲になる気は無い、俺は強くて運もあるしな」と侑斗。
そんな侑斗の言葉を聞き桜井の懐中時計を見る良太郎。そこには英語で「過去が希望をくれる」と刻まれていた。「これ、君の事かも・・・」そう侑斗に言うと更に加えて「僕も犠牲にするつもりは無いよ、君が何枚カードを使ったって僕は絶対忘れない」
「姉さんの記憶も取り戻す」そう言って良太郎は侑斗にゼロノスカードを渡すのだった。
2人は揃って電王へ、そしてゼロノスへ変身し過去へと向かう!
過去へと向かうデンライナーの中でモモタロスは「過去に着いたらヤバいことになるかも知れないけど慌てるなよ」と良太郎に忠告する。「ヤバいことって?」との良太郎の問い掛けに「まぁ行ってみてからだ、一応準備もしてるしな!」と返すモモタロス。
すると食堂車ではリュウタロス達がなにやら準備を進めていた。
過去で破壊を繰り広げるモールイマジンの元へ電王ソードフォームとゼロノスアルタイルフォームが到着、戦闘に突入するがやはり電王の動きにキレが無い。
「なんかモモタロスの声が遠いんだけど?」と良太郎も異変に気付くが、ついにモモタロスの憑依が解け電王プラットフォームとなってしまう。
もう良太郎と繋がってらんねぇとデンライナーに戻ってきたモモタロス。しかしリュウタロスが進めていた準備はまだ終わっていない。
プラットフォームの姿となりモールイマジンに追い詰められる良太郎。ゼロノスがサポートするも2体のモールイマジン苦戦し更に追い詰められてしまう。
それでも「強くなるって決めたんだ」と食い下がる良太郎。迫るピンチの中どうにか準備が整い良太郎の元にモモタロス達が駆け付ける。良太郎に憑けなくてもモモタロス達の力を使えるようにすると言うのだ。
そして現れるデンカメンソード、それにパスを装着すると電王ライナーフォームへとフォームチェンジするのであった!
いきなりの事に戸惑う良太郎だが、「説明はあとだ、必殺技決めるんだよ!」とモモタロス。やってみると必殺技を繰り出す電王ライナーフォーム、その最中、良太郎は咄嗟に必殺技の名を「電車斬り!」と叫ぶ。「センスな~い」と呆れるデンライナーの面々。
とは言え、強烈な必殺技は炸裂!見事モールイマジンを2体同時に打ち砕くのであった。
戦闘を終えデンライナーの中、新たな電王となって活躍した良太郎を称え盛り上がる一同ではあったが・・・。
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第36話 感想
今回はコミカルな面が多い電王としてはちょっとシリアスなお話。
侑斗がゼロノスとなった経緯や桜井の行動の謎などが解き明かされていく。
それを受け葛藤し、そしてお互いの思いをぶつけ合う良太郎と侑斗。そして決意も新たにイマジンに立ち向かうこととなる。
そんな中良太郎に憑依出来なくなるモモタロス達。
それを補うために憑依しなくてもモモタロス達の力が使えるようにと電王ライナーフォームが誕生するのだが、ライナーフォームの専用武器にして変身ツールでもあるデンカメンソード、あれはリュウタロスが絵に書いたものだがどんな仕組みで具現化しているのか謎である(笑)
そして更には電車斬りという必殺技の良太郎のネーミングセンス!(笑)
やっぱりコミカルなところも電王の魅力の大きな点であると思わさせられる。
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