第39話「そしてライダーもいなくなる」あらすじ
パンダラビットイマジンは契約者を痛めつけ無理矢理過去への扉をこじ開けていた。
そこへM良太郎(モモタロスが憑依した良太郎)が駆け付け電王ソードフォームに変身。パンダラビットイマジンが弱いと見切ったモモタロスはすかさず必殺技を繰り出しパンダラビットイマジンを撃破する。イマジンが過去へ飛ぶことを未然に防いだ電王だったが、良太郎は契約者にチケットをかざしデンライナーで過去へと向かうのだった。
イマジンも居ないのにどうしたの?とコハナの問いに、イマジンが飛ぶ時間にはなにか意味があるのかもと気になったという良太郎。
するとその目線の先に桜井の姿を見付ける。慌てて追い掛ける2人だが人混みの中桜井を見失ってしまう。桜井がイマジンが飛んだ時間に居る事が多いと言うコハナ、もしかしてイマジンが来るって分かってるのかなと続けるが・・・。
一方カイは、雌雄2体のスネールイマジンを従え、野上良太郎がここまで邪魔になるとは思ってなかったと静かな怒りを見せている。なにかを企み、それを実行に移すようだが・・・。
ミルクディッパーでは愛理が、自分が何かを忘れていることに気付きはじめそれを良太郎に切り出していた。それに対し、凄く大事なことだけど自分で思い出さなきゃ意味が無いと答える良太郎。絶対に覚えているはずだからと。
デネブと買い物に街に出て来た侑斗と偶然鉢合わせる良太郎。愛理が何かを忘れていることに気付いたと侑斗に告げるが、俺は最後まで変身するだけだと決意を語ると侑斗は去って行ってしまう。
そして侑斗の気持ちを思う良太郎の前にカイが姿を現す。なぜイマジンを使って過去を変えようとするのかと問う良太郎に、でも変わった時間の方が良ければ?と悪ぶれた様子も無く言うカイ。良いはず無いと言う良太郎に試してみるか?と不適に笑うカイ。
試させてあげるよとカイが合図をするとスネールイマジン(雌)がある男を連れて現れ、過去への扉を開くと過去へ飛んでしまう。
それを追って良太郎達も過去へ。
と、残ったカイの元へ侑斗がやって来る。スネールイマジンが連れて来た男を見て「先生!?」と声を掛ける侑斗。どうやらその男は侑斗の先生らしいが先生の方は侑斗を覚えていない。
「また妙なことを仕掛けたらしいな!?」と侑斗はカイに言い放つが、カイは不適に笑っているだけだ・・・。
過去の世界では学生達が天体観測の準備をしているが、そこへスネールイマジンが現れる。そこに少し遅れて良太郎と侑斗も追いつくが、学生達の中には過去の侑斗らしき姿の学生も見られる。
「あれって?」と良太郎の問いに「デネブと契約する前の俺だ」と答える侑斗。
すると2人の目の前で学生時代の侑斗はスネールイマジンに襲われてしまう!
爆炎の中で横たわる学生時代の侑斗。そしてもう1人の侑斗が消滅し始めるのだった!
「俺のことは気にするな・・・デネブをよろしく・・・」そう言い残し消えてゆく侑斗。
消えた侑斗を目の当たりにし呆然と立ち尽くす良太郎。
「どう、少しは面白かった?」とのスネールイマジン(雌)の言葉に「勝手に時間をいじって、こんな簡単に人を消して、それで面白いってどういうこと!?」と良太郎。
そんなの僕は絶対に認めないと怒りを露わにし、良太郎は電王ライナーフォームに変身するのだった。
スネールイマジンとの戦闘の中、大丈夫僕は忘れてない、きっと侑斗は戻ると良太郎。そして渾身の必殺技でスネールイマジン(雌)を撃破するのだった。
戦闘を終えると過去の世界は修復され、襲われた学生達も元に戻るがその中に学生時代の侑斗の姿は無かった。侑斗が戻らないことに戸惑う良太郎、そしてそこへ駆け付けるコハナ。
良太郎は、僕は覚えてるのに侑斗が戻らないんだ!ハナさんだって覚えてるでしょ!?と訴え掛けるが、この時間の侑斗のことは私も良太郎も知らない、それにゼロノスのカードを使い過ぎたのよとコハナ。
「そんな・・・それじゃあ侑斗は居なかったことに?」と慌てて現代へと戻る良太郎。
もどった現代ではミルクディッパーは花時計という店に変わっていた。店内に入ると店の雰囲気や客層、そして愛理の容姿にまで変化が出ている。
「侑斗が消えたから桜井さんも居なかったことに・・・そんな・・・」その光景を前に愕然とする良太郎だったが・・・。
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第39話 感想
カイの存在も明るみに出て、終盤に向けて若干駆け足気味かな?と思わせられた今回。
過去の世界の、学生時代の侑斗が襲われ侑斗が消えるという中々ヘビーな展開を見せるエピソードなのだが、前半部分で、駅長との再戦に備えちょっとその辺を走ってくるというオーナーのシーンがあるのだが、デンライナーと並走するオーナーというぶっ飛んだ演出で笑いを誘ってくるあたり、さすが電王だなとニヤリとさせられる。
また、侑斗が消えたことにより時間が改変された後のミルクディッパー改め花時計では、いつも男性客ばかりのミルクディッパーに対し花時計は女性客であふれていて、常連客の尾崎や三浦もどきの女性客の姿まであるところもまた、電王らしい演出だなと思わせられる。
消えゆく侑斗の「デネブをよろしく」という最後のセリフも、後々まで語られることになる侑斗とデネブの関係性をあらわした有名な名台詞となるひとつでもある。
また、学生時代の黒髪侑斗の別人感も要チェック項目ですよ(笑)
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