第40話「チェンジ・イマジン・ワールド」あらすじ
カイが過去に放ったイマジンによってデネブと契約する前の侑斗が命を落とし消え、ゼロノスカード使用により自分に関する記憶を消費していた桜井侑斗は戻らなかった。
そして、現在に戻った良太郎が見たのは桜井侑斗が存在しない改変された世界だった。
デンライナーへと戻って来た良太郎だがオーナーとコハナ以外は侑斗の事を覚えていないと聞かされる、デネブも良太郎に憑いていることになっていたのだ。
デンライナーの食堂車内はモモタロス達いつもの面々で賑わっているが、そこには明らかに侑斗の消えた世界が広がっている。
それに憤る良太郎は「君は覚えているはずだよね!?」とデネブに詰め寄るが、侑斗の記憶が消え落ちているデネブには知る由もなかった。
こんなにも簡単に忘れてしまうのかと落胆する良太郎に対し、デネブが侑斗が消えた事を認識していたら平常ではいられない、人の記憶は残酷であり優しいとオーナーは言う。そしてこの結果により侑斗が特異点では無かったことが証明された。
デンライナーを出て2人歩く良太郎とコハナ。特異点は過去に何があっても影響されないけど、みんなと同じではいられないんだねと改めて特異点である意味を痛感させられていたが、そこへイマジンが現れコハナが連れ去られてしまう。
デネブの仕切りで電王アックスフォームへ変身しコハナ救出に向かうが、そこにはカイが待ち構えていた。
桜井侑斗が消えた世界の感想を聞こうと思ってと、怪しく笑うカイ。その事柄をカイが覚えていることからカイもまた特異点であると察するコハナ。
分岐点との繋がりを決めるカギである桜井侑斗が邪魔だったと告げるカイ。その言葉に変身を解いた良太郎も、イマジン達が桜井を狙って過去に飛んでいたことを理解する。
カイは、そんなことより今はこの時間が最高に上手くいってるって気がするよと満足気にはしゃいで見せるが・・・。
街には以前と同じようで実は違う世界が広がっている。以前と変わらぬ素振りの愛理に良太郎は桜井侑斗のことを問い掛けるが、当然のように愛理は桜井侑斗を覚えてはいないのだった。
場面は変わって、良太郎に憑依したデネブが買い物に繰り出していた。デネブは相変わらず以前侑斗にしていたように今は良太郎の世話を焼いている。
デネブはもう侑斗を心配することはない、モモタロス達の時間も僕達の時間に繋がる、姉さんも以前より幸せそうだとコハナに語る良太郎。でも、それでもこの時間が上手くいってるとは思えないと言う良太郎の目線の先にはカイが立っていた。
なんでそんな結論になるのかサッパリ理解が出来ないと呆れるカイ。桜井侑斗が存在しない今の時間こそが本当の時間だと言い張っている。
それに対し、僕は桜井さんが居たことを知ってる、侑斗が戦ってきたことも覚えてる、どんなに辛くてもそれらのことは絶対に忘れないとカイに言い放つ良太郎。
更に良太郎は、未だにカイが自分達につきまとっていることやコハナに変化が現れていないことから未来はまだ決まっていないことを看破するのだった。
その言葉に態度を豹変させるカイ。そう、カイが改変した今の時間は一時的なものでそう長くは続かず、既に元の世界へと戻り始めていたのだった。
一度この世界を見せておけばもう邪魔をしなくなるのではと思って時間の改変をしたと言うカイだが、素直におまえから消せばよかったと複数のイマジンを呼び出し良太郎達を襲わせる。が、その瞬間ゼロライナーが割って入る。
そして、振り返る良太郎達の目の前には侑斗が立っていたのだ!
驚く良太郎達に侑斗は、俺は特異点ではないがゼロノスは過去の影響をセーブできる。時間は掛かるが、カードを使うってことはデメリットばかりでは無いってことだと説明するのだった。
その姿を見て、やはり直接叩かないとダメだとカイはイマジンの1体を過去に飛ばす。そして残りのイマジンを良太郎達に差し向けた。
それに応戦すべく良太郎と侑斗は変身しようとするが、その途中で良太郎はゼロノスカードの変化に気付く。「侑斗、そのカード・・・?」と良太郎の問いに「そろそろ未来の俺の記憶だけじゃ足りなくなってきたらしい」と侑斗。
侑斗はついにゼロノスへの変身に侑斗自身の記憶を消費し始めるのだった!
変身する2人。そしてその隙を突きカイに近寄ったデネブはチケットをかざし、過去に飛んだイマジンの行先を突き止める。デネブからチケットを受け取ったゼロノスは電王にその場を任し過去へと向かう。
現在に残り2体のイマジンを1人で相手する電王は、クライマックスフォームとなり2体のイマジンに応戦する。
一方、過去に飛んだイマジンが桜井を襲おうとしたその瞬間、間一髪ゼロノスが到着。
イマジンとの戦闘の中、ゼロノスが新しいカードを使うとその姿はまるで錆びたような見た目となり、ゼロノスゼロフォームへと姿を変えるのだった!そしてデネブもまたそれに呼応するようにデネビックバスターへと変形している!
「錆びちゃったぁ?」「最初に言っておく!俺はか~な~り~強い!!」
過去と現在、各個イマジンと対峙するゼロノスゼロフォームと電王クライマックスフォームはそれぞれ必殺技を繰り出し、見事イマジンを撃退するのであった。
そして現在は元の世界へと戻ったが、愛理には侑斗の記憶が・・・。
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第40話 感想
カイの策略によりその存在を消されてしまった侑斗だったが、ゼロノスカードの力によって無事戻ることができた侑斗。
そして、侑斗自身にまつわる記憶を消費する新たなカードを使いゼロノスゼロフォームへとフォームチェンジを遂げるゼロノス。
ゼロノスゼロフォームに初チェンジする際、記憶が錆びたように消えゆく中ゼロノスの表面も錆びていくような演出があるのだがそれがまた切ない。
しかしながら電王お得意のコミカルさも忘れてなく、赤錆のような姿となったゼロノスゼロフォームを見て敵イマジンが「錆びちゃった?」と尋ねるあたり笑いを誘う憎い演出である。更にそれに対し「俺はかなり強い!」と返すゼロノスだが、続けてデネブが「ついでに言っておく、これには自分でもビックリだ」と付け加えるのには完全にやられてしまうw
そしてデネブには戦闘終了後に、勢いでデネビックバスターになってしまったから元に戻れるか分からないと言うような追い打ちまであったりするw
こうして真剣なムードの中笑わせておいて、話の最後には愛理が侑斗を忘れている描写まである辺りやはり電王は侮れない。
泣いて笑ってドタバタなところがまた電王の醍醐味なんだなぁと思わされます。
あーあと、今回はデネブが良太郎に憑依したレアな姿が見られますよ?
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