第45話「甦る空白の一日」あらすじ
カイはついに、最初にこの時間に来た時から、野上良太郎の記憶が桜井侑斗によって隠されていたことに気付く。
ミルクディッパーでは店内にクリスマスの飾り付けをしている良太郎達。桜井が姿を消してもう1年が経つのだと思いを馳せていた良太郎だが、そこに宅配の荷物が届く。
その荷物は良太郎が自分宛に送ったものだったが、当の良太郎には身に覚えがない。
荷物の中身を確認すると、それは桜井が持っていた懐中時計と同じものであったのだが、いったいどうして・・・。
良太郎とコハナは、残されていた錆び付いた懐中時計と新たに届いた懐中時計を見比べていた。新しい方の時計も形はまったく同じ物だが、桜井が入れたと思われる「過去が希望をくれる」という文字が入っていない。どうしてか分からないが過去に居る桜井もこれと同じ時計を持っていて、これで時計は3つめとなる。
以前オーナーが言っていた、なにか重大なことが抜け落ちてるのではという言葉の指す意味がこのことではと言うコハナの言葉に、良太郎はある時計店を思い出した。
愛理と桜井の結婚が決まってすぐの頃、買い出しの途中で見かけた懐中時計を愛理が気に入って、桜井へのクリスマスプレゼントとして購入したことがあったのだ。本当は、新しい家族の時間を刻むということでお揃いで欲しかったのだが、予算の都合で桜井の分だけを。
その時計店に行き店主に当時の事情を聞くと、新たに届いた時計は良太郎と愛理が桜井のプレゼント用の時計を購入した後、良太郎だけが戻って来て愛理には内緒でと追加で予約したものであった。しかしそのことを良太郎は覚えていない、すごく短い間の記憶だけが消えていたのだ。
良太郎はチケット無しで過去に行けないかと申し出るが、それは無理だとコハナ。
それを聞いた良太郎は、ならば侑斗に頼んでみると走りだす。
そんな中、時計店の店主の前にイマジンが姿を現す。
事情を説明し過去へ行けないかと侑斗に頼む良太郎だが、ゼロライナーだって好き勝手な時間に行けるわけじゃないと一蹴されてしまう。記憶が抜け落ちてるというのもおまえの思い違いだろと言う侑斗だが、逆に侑斗と桜井が何かを隠してやっていることと関係があるのではと詰め寄る良太郎。なんでもこっちのせいにするなと言い争う2人だったが、そこにモモタロスからイマジンが現れたとの知らせが入る。
街では時計店店主の、在庫を無くしたいという願いを無理矢理叶えるためスノーマンイマジンが時計をばら撒いていた。そこへ駆け付けた電王ソードフォームだったが、隙を突いてスノーマンイマジンに過去に飛ばれてしまう。
後を追うため店主にチケットをかざすと、浮かび上がった日付は愛理が記憶を失くしたときのものであった。
急いで追い掛けようとした時、「野上行くな!俺が行く!」と侑斗が現れた。
やっぱりなにかあるんだと問う良太郎に、おまえが知る必要はないと突っぱねる侑斗だが、なにかあるなら僕は知りたいと良太郎は過去へと向かう。
過去でスノーマンイマジンと対峙する良太郎。この日に愛理が記憶を失くすことを知った上で「早く終わらせる」と電王ライナーフォームに変身し、必殺技の電車斬りでスノーマンイマジンを撃破するのであった。
戦闘を終えた良太郎は過去のこの時間の愛理のもとへと向かう。
愛理がいるであろう湖畔に着いた良太郎の前に侑斗も現れるが、轟音のした先に目を向けるとそこではゼロノスがイマジンと戦っていた!そしてその傍らにはカイの姿まである!
複数のイマジンを相手に苦戦するゼロノスはついに倒れ変身が解ける。その変身が解けた姿はなんと桜井であったのだ!
それを見て駆け寄ろうとする良太郎を制止する侑斗。
その直後カイが天空に巨大なエネルギー体を発生させ大爆発が起きると辺り一面は消え去ってしまう、そこにいた愛理や桜井もろとも消えてしまうのだった。
その状況に呆然と立ちすくむ良太郎。そしてその傍らではカイが過去を手に入れたと喜び叫ぶのだった・・・。
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第45話 感想
ついに過去のカラクリに気付き動き出したカイ。
一方、身に覚えの無い自分宛の懐中時計が届いたことによって、自分の記憶が抜け落ちていることに気付く良太郎。
事情を知る侑斗は良太郎を止めようとするが、ついに良太郎も過去で起こった真実を目の当たりにしてしまう。
カイやイマジンに単身で抗っていた桜井の奮闘も虚しく、この世界は一度カイの手によって消されてしまっていたのだった。
そしてその真実は、いよいよ語られることになる。
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