「ウラ腹な別れ・・・」あらすじ
大量発生したイマジン達と戦うゼロノスゼロフォーム。そこへデネブが合流し応戦するとイマジン達は一旦退いた。侑斗は変身を解き一目散に走り出すと、その先には倒れた愛理の姿があった。そして更にその先には何かを掴んだようなカイの姿が・・・。
デンライナーの中では、過去に置いてきたキンタロスのことを思う良太郎。「クマちゃん居なくなっちゃった」とリュウタロスも落ち込んでいるが、あのクマがそう簡単にくたばるかよと声を掛けるモモタロス。そんな中でも消える兆候を見せるモモタロス達。さすがのウラタロスも堪らず食堂車をあとにするが、コクピットでのなにやら不穏な動きに気付く。
デンライナーのコクピットでは密かにイマジン達が忍び込み爆弾を仕掛けていた。そこへ入り込んだウラタロスにイマジン達は大人しくしてないとドカンだぞ!?と凄むが、「分かったよ、そろそろ僕もそっちに戻ろうか」とウラタロスは言って退ける。
「千の偽り万の嘘、僕が嘘をつき続けた理由教えようか」ウラタロスの態度が豹変する。
ターミナルで駅長とのチャーハン対決をしているオーナーをよそに、デンライナーは危機に陥っていた。脱線するデンライナーの中で慌てる良太郎達の前には、ウラタロスがイマジンを引き連れて姿を現した。「悪いけど降りてもらうよ、元の時間には帰らせない」そう言うとウラタロスはデンライナーを途中の時間に緊急停車させ、良太郎達を放り出したのだ。始めから裏切るつもりだった、自分が消えたら終わりだとウラタロスは良太郎達に言い放つのだった。
一方カイはというと、愛理の記憶を見たことで明らかにうろたえていた。分岐点の鍵なのに鍵じゃない、いったいどうなっているのかと。
半ば苦しむかのように自身の中からデスイマジンを生み出すと、「もう全部潰せよ」とデスイマジンに命令を下す。
放り出された良太郎達。ウラタロスはずっと嘘をついていたのかと失意の中、「みんなおかしいよ、ウラタロスと一緒にいた時のこと忘れちゃった?僕は覚えてるよ」と良太郎。ずっと一緒に戦ってきたのだから心配してないと良太郎は言い切るのだった。
その言葉を聞き思い直すモモタロス達、今やらなきゃいけないことはデンライナーを取り戻すことだと決意を新たにし、そして放り出されたこの時間が、まだ愛理が記憶を失くしていない時点であるということにも気付くのであった。
愛理に話を聞くためミルクディッパーにやって来た良太郎とコハナ。と、店の中では過去の良太郎と愛理が新しい家族がどうのとなにやら揉めていた。
店を飛び出してきた過去の良太郎に新しい家族とは?と問う現代の良太郎。自分に質問され驚きながらも、新しい家族とは桜井との間にできた愛理の赤ちゃんのことだと過去の良太郎は答える。それを聞いて現代の良太郎も驚くが、それこそが良太郎の欠けた記憶なのではとコハナが言う。
過去の良太郎になりすまし愛理のもとへ戻る良太郎に、あんなこと急に納得しろって方が無理よねと愛理。やはり大事な記憶が良太郎には欠けていたようだ・・・。
現代では、病院で眠る愛理に寄り添う侑斗。しかしそこへまた大量のイマジンが現れた。ゼロノスゼロフォームに変身しデネブと共に応戦する侑斗だが、そこへデスイマジンも姿を現し力を見せつける。ここで戦っては病院に被害が出ると、その場をデネブに任せデスイマジンを引き付けるゼロノスゼロフォーム。
そしてこの時間を見限ったカイは、またしてもこの時間を消し飛ばそうと空に大きなエネルギー体を作り始めた!
デスイマジンを引き付け場所を変えて応戦するゼロノスゼロフォームだが、その強力なデスイマジンの強さに苦戦を強いられてしまう。
過去ではまた、なぜ赤ちゃんの存在を忘れなければならないのかと愛理に問う良太郎。それはその赤ちゃんをイマジンから守るためだというのだ!
イマジンが壊した過去は特異点である良太郎の記憶を元に修復される。良太郎が赤ちゃんの記憶を忘れることでイマジンから赤ちゃんの存在を隠すことが出来るのだ!
桜井と愛理の間に授かったその赤ちゃんもまた、未来の特異点なのであった。そして未来を守るため、ゼロノスカードを使うことで赤ちゃんを忘れる必要があったのだ。桜井と愛理は、そこまでして未来を守ろうとしていたのだ!
モモタロス達のもとへは、デンライナーのパスを奪いにウラタロスがイマジンを連れてやって来た。ぶつかり合うモモタロスとウラタロスだが、それを見て今デンライナーには誰も居ないことにナオミが気付く。
その隙を突いてデンライナーを取り戻したナオミは良太郎とコハナを拾いモモタロス達の元へ戻ってきたのだった。
「みんな乗って、急いで戻るよ!」と声を掛ける良太郎。「あぁ、誰か残るべきだったねぇ」としれっと言うウラタロス。お前がみんなで行くって言い出したんだろと激昂したイマジンは、仕掛けた爆弾を爆破すると言い出すが、その爆破スイッチをウラタロスが奪う。いたずらに笑うウラタロスは爆破スイッチを入れてみせるが、爆弾はすでに処理されており爆発することはなかった。
その状況を見て、やはりそれまでのウラタロスの行動が芝居であったことに気付くモモタロス達。ここは僕に任せてウラタロスも早く乗ってと駆け寄る良太郎からベルトを奪うと、電王ロッドフォームに変身して戦いだすウラタロス。
そしてデンライナー出発間際、2人で乗り込むと見せかけ良太郎だけ押しやるとベルトとパスを投げ返し1人残るウラタロス。お前なにやってんだとモモタロスは慌ててコクピットへ向かいデンライナーを停車させようとするが止まらない。
残りのイマジンと戦う中、「お前達には感謝してんだよねぇ、これ以上あっちに居たらクールでカッコいい僕じゃいられなくなりそうだったから」と相変わらずな軽口をたたいてみせるウラタロス。
そんなウラタロスを置いてデンライナーは走り去る。
力無く座り込む良太郎、泣きじゃくるリュウタロス。それを見つめるコハナとナオミ、そして「馬鹿野郎・・・」とモモタロス。
現代では多くのイマジンを相手に、病院を死守しようと奮闘するデネブ。そしてデスイマジンを相手に激しい戦闘を展開するゼロノスゼロフォーム。
「どいつもこいつも・・・消えろ」この世界を消し去るため、カイはパワーをチャージしているが・・・。
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第48話 感想
前回、義理人情を貫き1人過去に残ったキンタロスに続き、今回はついにウラタロスまでもが最後にウラタロスらしい嘘で一芝居打ち、デンライナー爆破の危機を救い結果過去に残ることになってしまう。
途中予定外の時間で停車し放り出された際に、モモタロス達良太郎に憑いてたイマジンが何故か勝手に実体化していたり、最後ウラタロスを乗せるため止めようとしたデンライナーが止まらなかったりと不可解な点も多かった今話でしたが、ついに次回で最終回となります。
そしてついに良太郎の欠けた記憶の意味も明かされ、未来の特異点である桜井と愛理の子供である赤ちゃんを守るため、すなわち未来を守るための戦いであったことが判明しました。
また、現代で奮闘する侑斗とデネブですが、今回使ったゼロノスカードが最後の1枚でもあったのです。
更にはことの真実を知り世界を消し去ろうとするカイ。いよいよ最後のクライマックスに向け物語は最終話へと進んでいきます。
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