今回紹介する作品は純粋なヒーロー物とは少し違うのですが、「平成仮面ライダーシリーズ」のスタッフや出演者が深く関係している特撮アクションドラマ・Sh15uya( シブヤフィフティーン)を紹介します。
Sh15uya (シブヤフィフティーン)とは
Sh15uya (一見じゃ読めないですがシブヤフィフティーンと読みます)は、バーチャル世界<シブヤ>を舞台に15歳の少年少女達の戦いを描いた青春劇です。
制作に「平成仮面ライダーシリーズ」のスタッフが多く関わっており、出演者もメイン・ゲストキャスト共に「クウガ」「アギト」「龍騎」「555(ファイズ)」「剣(ブレード)」などの多くの仮面ライダーから出演しています。
キャッチコピーは、「世界は虚存(いつわり)に満ちている。ただ、この痛みだけは、REAL)。
偽りのバーチャル世界の中で痛みだけがリアルってのもなんとも嫌な話ですが(笑)
Sh15uya (シブヤフィフティーン)あらすじ
渋谷のようで渋谷ではない街。その路地裏で15歳の少年ツヨシは目を覚ます。ツヨシは「シブヤから出ろ レヴ」と書かれたメモを口から吐き出す。このメモが意味するものとは!?ここは知っているようで知らない街<シブヤ>なのだ。
このシブヤではツヨシと同じ15歳の少年少女で編成されたギャンググループ、ラブゲン・ブンカム・パルハンズという3つのグループが日々縄張り争いを繰り広げていた。
その中で犯罪性の高い行動や反社会的な行動をとる者は、ピースと呼ばれる謎の生命体にロックオンされ殺害されてしまうのだ!だがそれを当たり前の事として受け入れる15歳の少年少女達・・・。
しかし、自分の身体に<マージ>という武装をして唯一ピースを撃退することが出来る不思議な少女エマが現れる。
ツヨシはなぜここにいるのか?エマの能力とは?15歳の少年少女達は戦いながら<シブヤ>の謎を解き明かすため動き出していく・・・。
物語とその結末をネタバレ解説
ここではシブヤの真実、そして衝撃の結末を含めて解説していきます。
ネタバレ要素を含みますので読まれる方は注意して読んで下さいね。
それではいきなり核心に触れていきます!
・シブヤシステムの謎そして真実
渋谷の街を模して造られたバーチャル世界シブヤ。その中で暮らすツヨシにエマ、ラブゲンのリーダー・アサギ。
そして縄張り争いをするブンカムのリーダー・DJにパルハンズのリーダー・リュウゴらを中心に戦い続ける15歳の少年少女達。
このバーチャル世界<シブヤ>とは、実はある少女が起こした凶悪事件をきっかけにオオトモ教授が作成した問題を抱える15歳の少年少女を矯正する為の教育システムだったのだ。そしてシブヤのタトゥーショップのオーナー・ケンゴもその実は、影で少年少女達を監視・管理していたシブヤの管理者で、現実世界でのツヨシ達の教師だったのだ。
ケンゴの管理下の元、健全な精神と肉体をつくる為少年少女達をチーム分けし戦わせ、度が過ぎて壊れた子供はピースシステムを使いリセットとして殺害し、記憶を書き換えリストアして違う人格として再びシブヤに送り込むのであった。
少年少女達にとって絶対的存在のピース。ピースにロックオンされた子供は素直に「いってきます」と殺されることを受け入れ、周りの子供達もそれを「いってらっしゃい」と見送るのだった。
そんな中でエマだけは特別な存在でマージによりピースを打ち倒すことが出来る。そうやって長い間シブヤの街で生きて来たエマは、やっと仲間が出来てもリストアによって違う人格となってしまう仲間と接することを悲しみ友達を作ることを辞め、その友達を消してしまうピースを憎み倒すようになったのだ。
エマの恋人であったレヴもまたピースによって消されリストアされショータという別人格になって戻ってくる。しかしシブヤに違和感を感じていたショータはついに本当の自分がツヨシであることに気付く!
シブヤシステムのバグとも言えるツヨシと特別な存在であるエマは、シブヤの中にホームレスとして忍び込んでいたオオトモの助けもあり、ついにはみんなを真実へと、現実世界へと導くことになるのだが・・・。
・そして衝撃のラストへ
ツヨシとエマの働きによってシブヤシステムはシステムに支障をきたしシブヤの街は崩壊へと向かう。それを期にシブヤを脱出しようとするツヨシ達の前にイガヤが立ちはだかる!イガヤこそがシブヤを実質管理運営をしている理事長で、シブヤを終わらせまいと異質のピースへと姿を変えツヨシ達に襲い掛かるのだった。
力を合わせイガヤピースを撃退したツヨシ達。ついに現実世界へと戻りみんなが本当の自分を取り戻すのだがそこにエマの姿は無かった。そしてツヨシは研究室のような部屋の中で、マージスーツ姿で液体の中で横たわるエマを見付ける。
ツヨシの呼び掛けにも目を覚まさないエマ。そこに何者かに銃撃されたオオトモが現れエマに関する真実をツヨシに説明する。
シブヤシステム作成のきっかけとなった凶悪事件の犯人こそがエマで、現実世界のエマはシブヤシステム作成過程のミスで植物状態となっていたのだ!エマはシブヤの世界の中でしか生きられないのだ!!
そう説明すると息を引き取るオオトモ。そして目を覚ます事の無いエマ。
場面は代わり、1人シブヤの街を彷徨うエマ。そして、ひとりぼっちになってしまったエマの前になんとツヨシが現れる!
せかいのおわりで、ぼくらははじまる・・・。
まとめ
キーキャラクターのエマを若き新垣結衣さんが演じていて、しかも唯一変身して戦うという役どころに今見ると少し驚いてしまいます。
主人公である少年ツヨシを演じているのが女性の悠城早矢さんという、こちらも特徴的なんですが、こちらはまぁ意外と自然に受け入れられます(笑)
エマは現実世界では植物状態でシブヤというバーチャル世界でしか生きられないという衝撃のラストで終わるSh15uya ですが、オオトモが死にシブヤシステムの制御法が失われた中システムはどうなるのか?そもそもオオトモは誰に殺されたのか?
そんなシブヤでツヨシとエマは生き続けているのか?等々色々謎は残ったままですが、あとはそれぞれ見た人の解釈で、と言った感じなのでしょうかね。
ストーリーに興味を持った方は勿論、仮面ライダーファンの方も是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
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