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仮面ライダーアマゾンズ・登場ライダータイプ別解説と紹介・シーズン1編

仮面ライダー生誕45周年企画の一環として制作された「仮面ライダーアマゾンズ」

原典は俗に言う昭和仮面ライダーシリーズの第4作目である「仮面ライダーアマゾン」であるが、設定やストーリーは一新されており、いわゆるリブート作品となっている。

本作は、Amazonプライム・ビデオにて動画配信された。

作中では、「アマゾン細胞」という人工細胞を備えた実験体は、不慮の事故により流出してしまったものだけでも4000体いるとされており、それらは全て「アマゾン」と呼称されているが、食人本能を有していて人間を襲う可能性があるため駆除対象とされている。

その中で、シーズン1に登場するアマゾンをタイプ別に紹介していきます。

 

仮面ライダーアマゾンオメガ

シーズン1の主人公で、変身者は水澤 悠みずさわ はるか)。

アマゾン細胞がヒト型に成長した実験体で、アマゾン細胞にヒトの遺伝子を与えて作られた第3のアマゾン

秘密裏に人工生命体アマゾンの研究を行っていた野座間製薬の特殊研究開発本部長である水澤令華が、自身の遺伝子をアマゾン細胞に移植していることから事実上、悠は令華の実子という立場である。

令華から日課として命じられていた抑制薬の投与を拒んだ日、偶然アマゾン達と駆除班との戦闘に遭遇、そして鷹山 仁の変身に呼応するようにアマゾン態へと変身してしまうが、後に仁の手によりアマゾンズレジスター(抑制薬が内蔵された腕輪)を装着された上、仁のパートナーである泉 七羽から譲り受けたアマゾンズドライバーでアマゾンオメガへと変身する。

性格は穏やかで優しいが、アマゾンとしての本能が目覚めると好戦的になる。また、アマゾン細胞のおかげで異常ともいえる回復力を持ち、腹部を貫かれるほどの重傷を受けてもタンパク質を摂取すれば数時間で完治してしまう。

野座間製薬の役員達に正体がバレた際、令華の機転によりアマゾン駆除の新兵器として駆除班メンバー扱いとなり、以降は駆除班に合流し共闘することとなる。

その後、アマゾン駆除に関する令華や仁の身勝手な思いに強く反発し、人間もアマゾンも関係なく自分の意志で守りたいものを守るために戦うという決意を固めていき、食人衝動を抑え人間との摩擦を避け静かに暮らしたいと考える穏健派のアマゾンたちとの出会いを通し、未覚醒のアマゾン達を連れ行方を眩ませた。

 

仮面ライダーアマゾンアルファ

シーズン1のもう1人の主人公で、変身者は鷹山 仁たかやまじん)。

元野座間製薬特殊研究開発本部の細胞生物学者で、早くからその危険性を理解していたが、事故で4000体もの実験体の流出を許すことになってしまったことに責任を感じ、逃亡した実験体と自分を含めた全てのアマゾンを葬り去るため、自身の身体にアマゾン細胞を移植し自らの意思で後天的にアマゾンとなった第2のアマゾン

アマゾン細胞移植以前から、自ら殺した生き物しか食べないという信条を持つ。

七羽のヒモ同然な暮らしをしており、七羽に甘えるような動向をみせる。

アマゾンズドライバーを使い、任意でアマゾンアルファへと変身ができる。アマゾンズドライバーによってアマゾン細胞を抑制していることからアマゾンズレジスターは着けていない。アマゾンでありながら食人衝動に襲われることなく、人間として理性を保っていられる稀有な存在である。その一方で、アマゾン特有の実験体感知能力では劣るため、七羽に頼んで野座間製薬の通信を傍受し実験体の情報を集めていた。

野生ゆえの優れた戦闘技術を持つ実力者だが、人であればたとえ犯罪者であっても守り、アマゾンであればたとえ人類の味方であっても狩るという極端な信念のもとで行動している。この確固たる信念は、人間とは決して共存できないアマゾンたちへの仁なりの責任の取り方である。

終盤では、全てのアマゾンを滅ぼすトラロック作戦に進んで賛同し、死を覚悟し七羽と自ら別れを告げ、自身をも蝕むトラロック作戦の中で戦闘を繰り広げ狂乱。トラロック作戦によるダメージを受けながらもその執念で未覚醒のアマゾンも抹殺しようとするが、それに反する悠との戦闘となるも勝負はつかず、重いダメージで倒れたところを仁の真意を察して戻って来た七羽に助けられた。

 

仮面ライダーアマゾンシグマ

変身者は、駆除班の一員であった前原 淳まえはら じゅん)。

頭脳明晰でチェスが趣味。明晰な頭脳を生かした戦略立案やハッキングで貢献していたが、同じ駆除班のメンバーでありながらトンボアマゾンへと覚醒した大滝との戦いで殉職している。

その後、死体は国際営業戦略本部の手に渡り、ヒトの死体にアマゾン細胞を移植した最新型のアマゾン細胞移植実験体としてアマゾンシグマとなり蘇った第4のアマゾン

変身に用いるアマゾンズドライバーには痛覚遮断機能が追加されており、兵器としての一面が強調されている。

生前の記憶や思考パターンを有しているものの人間的な感情は失われており、生物兵器として黙々と任務を実行。アマゾンアルファ、アマゾンオメガを上回る圧倒的な戦闘力でライダーや駆除班を追い詰めるも、最後はアマゾンアルファ、アマゾンオメガ、駆除班での連携した戦術に対し、痛覚こそ遮断されてはいるが蓄積したダメージにその身体が限界を迎え逃走。しかし隙を突き背後からのモグラアマゾンの攻撃でとどめを刺され二度目の死を遂げた。

 

モグラアマゾン

駆除班のメンバーであるマモルが変身するモグラ型のアマゾン。言うなれば第1のアマゾンの内の1体。ハンバーガーが大好物で戦闘中のエネルギー補給もそれで補っている。

叫びながら制服の上着を破くことで、モグラアマゾンとしての本性を現す形で変身するためドライバーは使用せず、いわゆるライダータイプではない。

M」の識別コードで野座間製薬に管理されており、アマゾンとしての戦闘力を活かし駆除班では前線で戦っている。

大滝や前原の殉職、同じアマゾンである悠との交流、アマゾンシグマ討伐などの経験を経て戦士として徐々に成長していく。

しかし、密かに他のアマゾン達に人肉ハンバーグを提供していたカニアマゾンのレストラン強襲作戦において、戦闘中のエネルギー補給のため人肉ハンバーグをそれとは知らずに食べてしまい、人肉の味を知り食人衝動に駆られるようになってしまう。それ以降大好物であったハンバーガーも受け付けなくなり、ある日の作戦中に空腹に耐えかねて同じ駆除班メンバーの三崎に襲いかかり、ついにはその左腕を食い千切ってしまう。途中で正気を取り戻すも自身のその行動に怯え逃走。

その後は駆除班に戻ることなく、トラロック作戦から生き残った他のアマゾン達の中へ身を投じ道を分かつことになる。

 

まとめ

悲しくも切ない、そして衝撃的な物語が展開される「仮面ライダーアマゾンズ」

アマゾン達の生き様を是非その目で確かめてみてはいかがでしょうか。

 

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